子ども用見守りGPS【soranome(ソラノメ)】は、人工衛星を使った位置情報をママさん・パパさんのスマホに送ってくれる端末です。4
月は緊張して通学していた子どもたちも5月になると少し気がゆるみ、寄り道したり、違う道を通ってみたり……。怖いことですが、5月6月は子どもの交通事故が増えるとも言われています。
そんなときに役立つのが、見守り用のGPSです。子どもがいつどこを通っているか、いつでも位置情報を見ることができます。
私の息子は小学1年生のときに2回、怖い思いをしています。その頃は、GPSがまだ一般的ではありませんでした。当時もGPSがあれば、私は持たせていたと思います。
この記事では、soranome(ソラノメ)の特徴や口コミ、メリット・デメリット、価格について紹介します。
子どもの安全が気になるママさん・パパさんは、ぜひチェックしてくださいね。
子どもの見守りってなかなか難しいよね。
GPSを使えば、仕事中もチェックできます。
soranome(ソラノメ)の基本情報を確認
初めにsoranome(ソラノメ)のサイズを見てみましょう。子どもが使うものなので、サイズ感は大事ですね。また、扱い方によっては、壊れてしまう場合もないとは言えません。保証についても確認しておきましょう。
soranome(ソラノメ)は5.1㎝×5.1㎝×1.5㎝です。39gの軽量設計。コンパクトなサイズなので、ランドセルやバッグにつけたり、ストラップにつるして首から下げることも可能です。ポケットの中に入れておくこともできます。
soranome(ソラノメ)は防水なので、雨の日も安心して使えます。ランドセルやバッグにつける際、防水という点は高ポイントです。
防水ならランドセルにもつけっぱなしにできるね。
soranome(ソラノメ)は安定して位置情報を特定できる4G/LTE通信方式を採用しています。準天頂衛生GPS「みちびき」やGPS衛星、GLONASS衛星、BeiDou衛星、Galileo衛星、A-GPSに対応しています。
環境によっては位置情報に大きなずれが発生する場合がありますが、それはどのGPSサービスでも起こりうるものです。特にトンネルや地下、建物が込み入った場所、車の中などでは、誤差が生じやすくなるようです。
電池持ちは最大1週間です。これはうれしいですね。ついうっかり充電し忘れた……という場合も、電池の残量が少なくなるとママさんやパパさんのスマホに連絡が入ります。これで充電忘れや電池の残量不足を解消できます。
充電を忘れないのはいいね。
soranome(ソラノメ)の本体は白ですが、シリコンカバーが4色ついてきます。シリコンカバーの色は、ブルー・ピンク・イエロー・グレーです。本体と一緒の4色のシリコンカバーがついてくるので、届いてから好きな色を選ぶこともできます。兄弟姉妹がいるおうちでは、それぞれの子どもに合わせて色を決めるのもありですね。
soranome(ソラノメ)は、自然故障であれば1年のメーカー保証がついています。でも、子どもの扱い方によっては壊れてしまう可能性も……。「あんしん補償パック」に加入すると、自責の場合も3,000円で新しい本体と取り換えることができます。
「あんしん補償パック」については、後ほど紹介しますね。
soranome(ソラノメ)7つの特徴
soranome(ソラノメ)には、7つの特徴があります。子どもの安心・安全を守るために必要な特徴です。
①子どもの居場所がどこにいてもわかる
②指定したエリアに到着したときや出発するときに知らせが届く
③緊急時にはSOSボタンで保護者に通知が届く
④子どもの移動履歴を確認できる
⑤1台のスマホで最大4人まで見守ることができる
⑥バッテリーが少なくなると、保護者に通知が届く
⑦紛失や故障もアフターケアで安心
①子どもの居場所がどこにいてもわかる
子どもがどこにいるか知りたいときに、いつでもスマホの専用アプリから子どもの位置情報を確認できます。しかも検索料金がかかりません。
大手携帯メーカーのアプリでは、1回の検索に5円ほどかかります。でも、soranome(ソラノメ)は何回検索しても追加がお金が発生することはありません。こまめにチェックしたいときにはうれしいサービスですね。
検索するたびにお金がかかるのは困るよね。
追加料金が発生しない点はいいかも!
②指定したエリアに到着したときや出発するときに知らせが届く
soranome(ソラノメ)は、最大10か所までのエリア登録が可能です。特に小学校の低学年は自由気ままに行動することが多いので、きちんと家に帰っているか……と心配になることもありますよね。
登録したエリアに入るとママさんやパパさんのスマホに通知が届くので、いつそこに着いたかが確実にわかるという安心感があります。
他社メーカーのGPSの場合、登録できるエリアは5か所までのものが多いので、10か所も登録できるsoranome(ソラノメ)は子どもの行きそうな場所もしっかりカバーできます。
soranome(ソラノメ)で登録できるのは、直径50mから1,000メートルです。指定エリアに出入りしたときに通知が届くので、子どもが予定通りに行動しているか確認することもできます。ただし直径を広げすぎてしまうと、通知が入りっぱなしになってしまうので、その点は注意しましょう。
学校・家・習い事などの場所を登録すると便利だね。
③緊急時にはSOSボタンで保護者に通知が届く
soranome(ソラノメ)本体の真ん中にあるボタンを、長押しまたは3回押すと、保護者に通知が届きます。緊急時に押すSOSボタンになっています。ボタンの1回押しは間違って押してしまった……ということもありますが、長押しや3回押しなら間違いも起こりにくいですね。
私の息子は1年生のとき、下校中に2回も知らない人に追いかけられた経験があります。その当時はGPSやキッズ携帯を持たせていなかったので、息子はかなり怖い思いをしたそうです。
2回とも友だちと一緒にいるときだったので、二人で自宅マンションまで逃げ、私の職場に「さっき、知らない男の人に追いかけられた」と電話がかかってきました。
今の世の中、何が起こるかわかりません。息子の経験から子どもを守るためのGPSは必要だと感じます。
息子はかなり怖い思いをしたみたい。
学校にも不審者情報として共有しました。
④子どもの移動履歴を確認できる
ソラノメsoranome(ソラノメ)は、子どもの移動履歴を30日前まで確認することができます。子どもがどの道を通っているのか、暗い場所や危険な場所を通っていないか、親子で確認してもよいでしょう。
もしも危険な場所を歩いているようなら、「この道は危ないから違う道を歩こうね」と促すことができます。仕事中のママさん・パパさんの代わりに見守ってくれるのがsoranome(ソラノメ)のよさです。
ちょっと学校に慣れたころが怖いよね。
気をつける意味でも親子でチェックしておきたいね。
⑤1台のスマホで最大4人まで見守ることができる
soranome(ソラノメ)は、1台のスマホで最大4人まで見守ることができます。兄弟姉妹がいる場合も、ママさん・パパさんのスマホでしっかり確認できるので安心です。
また、1つの本体を最大3人まで見守ることができます。ママさん・パパさんの他、留守中のお世話をしてくれるおばあちゃんなどまで登録ができます。ママさんがチェックできないときはパパさんがチェックすることもできるので、安心感が広がります。
ママさんが見られないときは自分が見ればいいんだね。
おばあちゃんにもお願いしようかな?
⑥電池残量が少なくなると、保護者に通知が届く
先ほども基本情報の中で紹介しましたが、電池残量が少なくなると、ママさん・パパさんのスマホに通知が届きます。
通知が届くタイミングは、20%以下、10%以下になったときです。充電のタイミングがわかるので、電池切れで使えなかった……という心配がなくなります。
電池残量って意外と見落としがち。
注意喚起してもらえるのはありがたいね。
⑦紛失や故障もアフターケアで安心
soranome(ソラノメ)は、自然故障であれば1年のメーカー保証がつきます。また、「あんしん補償パック」に加入しておくと、子どもが使っていて壊れてしまったときも3,000円で新しい本体と交換することができます。
あんしん補償パックにはいくつか注意点があります。
- 月額220円(税込)かかる
- 補償対象になるのは「水漏れでの故障」「機器の破損」「盗難や紛失」
- 本体交換の年間利用上限回数は1回まで
- 本体を複数持っている場合は、本体ごとに契約が必要
- 新しい本体と交換する場合は、3,000円の交換手数料がかかる
あんしん補償パックの加入は、本体の購入時に行えます。あんしん補償パックに加入するかどうかは、それぞれのおうちの事情や子どもの使い方によっても異なります。メリットとデメリットを比べて、加入するか検討するとよいですね。
「あんしん補償パック」は任意。
検討する価値はあるかも。
soranome(ソラノメ)の口コミ・評判をチェック
ここからは、soranome(ソラノメ)の口コミや評判をチェックしていきましょう。せっかく使うなら、子どもが使いやすいもの、ママさん・パパさんが安心して持たせられるものを選びたいですね。
学校・塾・家の3か所を設定したところ、きちんとアプリに通知が来ました。GPSの精度は多少の誤差はありますが、子どもの見守りに支障はありません。見た目がかわいいと子どもも気に入っています。
soranome(ソラノメ)公式サイトより
キッズ携帯を持たせることができなかったため、soranome(ソラノメ)を購入しました。子どものランドセルに付けて持たせています。検索などしなくても、通知エリアに到着した時点で私の使っているアプリに通知がくるので、とても便利です。充電は週に1回。しばらくは使ってみようと思います。
soranome(ソラノメ)公式サイトより
1日の行動履歴なども残ることから、万が一の対応にも証拠になるし、エリア登録した場所の出発到着連絡もできるので安心です。初期費用はかかりますが、月額539円(税込)で子どもを家族全員で見守れることはお金に変えられない安心感があります。
soranome(ソラノメ)公式サイトより
使用してみて良いと思ったポイントです。
soranome(ソラノメ)公式サイトより
・通話機能やアラームの機能等がなく、GPS機能のみであること。
・小学校では子どもに携帯を持たせられないので、soranome(ソラノメ)が役立ちます。
・子どもによる誤操作がない。
・充電切れのタイミングで通知が届くので忘れない。
・小型、軽量、単機能なので非常に使いやすいです。
中学生の子にもたせるために購入。学校が遠く携帯も持ち込み禁止のため、いつ学校を出たのか、塾にいるのかわからないので場所をあらかたわかるためにもたせています。女子なので耐久性に問題ないです。電池は1週間持ちました。電池の残量がスマホでわかるのも良いです。学校の公衆電話が壊れていて、連絡の取りようがなく困っていたので、多少は位置がずれるけれどとても便利になりました。
Amazonより
GPSなので、そこまで正確性は求めていなかったため、位置情報のズレはさほど気になりません。むしろ正確な方かもしれません。ただ、トレースの更新は5~7分程度(設定は3分にしていても)。若干遅いと思います。致命的なのが、地下鉄ではまったく機能せず。どうにか改善できないかサポートに問い合わせても、GPSとはそういうものです、というようなマニュアル通りの返答のみ。返品もできないとのこと。地下鉄での移動を追えないのではこちらとしては物としてまったく意味がなく、泣く泣く解約しました。
Amazonより
soranome(ソラノメ)の口コミや評判を見てみると、位置情報のズレを感じている人がいることがわかります。また、地下鉄では追跡ができないとのこと。そのため、地下鉄を利用する子どもには向いていないと感じました。
一方、操作が簡単なので、万が一のSOSも子どもでもしっかりできそうです。充電が1週間持つ点を評価する声も多かったです。小学校ではキッズ携帯などの持ち込みができないため、soranome(ソラノメ)を利用している人が多い印象を受けました。
soranome(ソラノメ)のメリット・デメリットを確認
soranome(ソラノメ)のメリットは7つ、デメリットは3つあると感じました。まずはデメリットから紹介します。
■soranome(ソラノメ)3つのデメリット
①初期費用、月額料金がかかる
②電波が届きにくい場所がある
③支払いはクレジットカードのみ
■soranome(ソラノメ)7つのメリット
①高精度なGPSで位置情報を確認できる
②最大1週間のバッテリー持ち
③コンパクトで防水の本体
④SOSボタンで保護者に通知が届く
⑤出入りがわかる通知エリア機能
⑥4色のシリコンカバー付き
⑦位置情報確認の料金が無料
子どもでも使いやすい仕様になっているので、その点もメリットに含まれるでしょう。デメリットの初期費用と月額料金については、次の項目でご案内します。
soranome(ソラノメ)よくある質問
Q.音が鳴ることはあるの?
音はなりません。ボタンを押しても音が鳴らず、相手に気づかれずにSOSサインを保護者のスマホに送ることができます。
Q.キッズ携帯との違いは何?
キッズ携帯は通話やSMSメールなどが可能です。しかし、soranome(ソラノメ)はGPS機能のみです。キッズ携帯で位置情報を検索する場合、1回につき3~5円の追加料金が発生しますが、soranome(ソラノメ)は位置情報を何回検索しても追加料金が発生しません。
Q.精度はどのくらい?
soranome(ソラノメ)を使用するとき、いちばん気になるのが正確な位置情報を知ることができるかという点ですね。口コミにもありましたが、誤差は生じるようです。人工衛星で位置を特定するシステムを利用しているため、電波の入りにくいところでも誤差が生じてしまいます。
Q.soranome(ソラノメ)の解約方法は?
soranome(ソラノメ)の公式サイトのマイページから解約が行えます。利用期間の決まりはありません。解約金の発生もありません。
ただし、本体を割賦払いで購入し支払いが残っている場合は、割賦払いの残りの金額を一括で支払うことになるのでご注意ください。
解約も簡単そうだね。
soranome(ソラノメ)でいつでも子どもを見守れる安心感を
子どもがきちんと家に帰ってきているか、どこに出かけているかわかるのが、soranome(ソラノメ)のよさです。特に小学校低学年の帰宅、また中学年から高学年になってからは習い事や塾などの外出時の安全を見守ることができます。
音の出ないSOSボタン付きなので、何かあったときにも相手に気づかれずにママさん・パパさんのスマホにSOSサインが届きます。
何事もないのがいちばんですが、何があるかわからないのが現状です。少しでも安心感を持ちたいママさん・パパさんは、子どもと相談して見守りGPSを検討してみてはいかがでしょうか?
子どもの安全を守るならソラノメを検討してみては?
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